反応は「特定の現象や物事に対して、人々が何かしらの感想、感覚を抱いたこと」。

傍から見てそういうものを抱いたことが分かるようなときに使うことが多く、良いものも悪いものも含みます。

反響は「特定の現象や物事に対して、人々が好意的な反応を見せること」。

反響というのは、反応の1つになりますけど、どちらかと言えば好意的な感想などを抱いたときに使う言葉です。

「反応」の意味

反応とは、人々が特定の現象や物事に対して何らかの感想、または感覚を抱くことです。

そういったものを抱いたことが傍から分かる場合に特に反応という言葉を使うことになります。

悪い感想、良い感想を問わず、何らかの感想や感覚を抱けば、それは反応と言え、私たちは日常生活の中でいろいろな反応を日々しながら過ごしていることになるのです。

「反響」の意味

反響とは、特定の現象や物事に対して人々が好意的な感想や感覚を抱くことです。

悪い感想や感覚などを抱いた場合にも使えなくはないかもしれませんが、どちらかと言えばいい感想や感覚を持ったときに反響があったという言い方をするのです。

評判になるという言い方とも似ていますが、そういうシーンにて使うことが多い言葉なのです。

「反応」と「反響」の用法や用例

「今日は朝ご飯を食べる余裕がなくて、何も食べないで学校に来たんだが、授業中にお腹が鳴ってしまい、その瞬間にみんなが不思議そうな感じでこっちを見るという反応を見せたんだ。」

「自社製品に関するすごい変わった内容のCMを作って流したら、反響がすごかったらしいな。

CMそのものが話題になって、自然と自社製品のことも話題になっているよ。」

反応と反響の大きな違い

反応というのは、良い、悪い、またはどちらとも言えないような感想などを人々が抱いて、それが傍から見て分かるようなときに使います。

反響については、特に良い反応をしたときに使う言葉です。

だから、反応はいろいろな機会で使うことができますけど、反響に関しては使うことが可能なシーンは限られるということを頭に入れておかないといけないのです。

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