「机の上で考えているだけのような役に立たない考え」、「非現実的な考え」という意味で、特定の意見などに対して否定をするときに使います。

考えそのものはなんだか立派なもの、非常に素晴らしいものに見えなくはないが、よくよく考えてみると現実的に不可能であるとか、役に立たないといった評価をする際に机上の空論と言うのです。

「机上の空論」の意味

机上の空論というのは、机の上で考えただけの役に立たない、非現実的な考えのことです。

本人はいたって真面目に考えたものであっても、専門家とか、その分野に詳しい人からすると、全く役に立たない、現実的に無理であると言わざるを得ない理論のことで、要するにダメ出しの意味で使われる言葉です。

一見すると立派な考えに見えるようなときに特に使います。

「机上の空論」の使い方

机上の空論という言葉はいろいろな機会で使うことができますが、理想と現実の違いを知らないような人に対して使うことが多いです。

ある人が持っている考え自体は立派なものに見えるが、それをどうやって実現するのか?その方法をその人が説明できないようなときに、それはもはや机上の空論というような言い方をするということです。

「机上の空論」の例文

「新商品のアイデアを出したら、それは机上の空論だろと言われてしまいました。

思いついた当時は自分は上手くいくと思っていましたが、改めて考えてみるとこの商品がなぜ人気になるのか?その理由を細かく説明できなかったのです。

なんとなくイメージで人気になるだろうとは直感的に思いましたけど、所詮は直感なんだなと実感することになりました。」

机上の空論は立派に見えるけど中身がない考えに対して使う

机上の空論というのは、一見すると立派そうな考えに見えても、冷静に考えると現実味が全くない、細かい理由などを説明できない、そういった中身がないようなものに対して使います。

最初からどう見ても立派じゃないだろうと思えるものには使わず、あくまでも立派そうに見えるけど、実際はそうではないものに対して使うということです。

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