「罪や悪事などを犯した人、または団体などに対して責任を問いただすこと」という意味があり、社会的に問題となるような行為をした人たちに対して批判をするような状況と言えます。

しかし、責任を問いただすということなので、誰が悪いのか?どう責任をとるのか?という部分も含まれていると言えるのが糾弾という言葉なのです。

「糾弾」の意味

糾弾というのは、特定の罪や悪事に対して使われ、責任の所在などを明らかにさせることを目的として批判するという意味があります。

基本的には特定の人間、または団体に対して多数の人間が行うというイメージです。

例えば、政治家に対して大衆が糾弾をするといった状況が分かりやすく、そういう構図になりやすいのが糾弾なのです。

「糾弾」の使い方

糾弾は罪や悪事と言えることに対しての責任を問いただすという批判という意味があります。

したがって、罪や悪事に対してのみ使うということで、そのレベルではない事柄に対して使うものではないのです。

例えば、人とぶつかったのに謝らなかったとか、非常に些細な出来事に対しては、責任を問いただすということが現実的ではないため、糾弾という言葉は使いません。

したがって、糾弾の使い方では使うシーンを見極めるということが大切なのです。

「糾弾」の例文

「あの会社が起こした不祥事に関しては、連日いろいろな人たちが糾弾をしていますね。

世間でかなり騒がれているニュースだから、それだけ注目する人が多いということなのでしょう。

恐らく最終的にはトップが責任をとって辞任するとか、そういうことになるのではないか?と思います。

日本はこのパターンがとても多いと感じますから。」

糾弾は責任を問いただす行為

糾弾という言葉はあまり見慣れない言葉ではあるかもしれませんが、それは責任を問いただすという意味が含まれているからです。

批判という言葉はよく見ますが、批判は単に悪いところを指摘するだけの行為であるため、多くが気軽にできるのです。

しかし、糾弾となると責任問題について語らないといけないため、ハードルが上がります。

だから、糾弾というのは責任を問いただす行為であるという点はポイントになるのです。

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