本来の意味は「抒情詩」という詩の分類で、詩人が自分の心情や思想などを詩にのせたものです。

主に作者の主観や内面を表したものです。

「抒情詩」の意味以上によく使われているのが「歌詞」という意味です。

語源は英語の「Lyrics」のカタカナ表記です。

リリック自体の言葉の語源は古代ギリシャの堅琴である「リラ(Lyre)」で、その伴奏に併せて詩を歌う名残でリリックという言葉に繋がっていると言われています。

ステレオタイプ

社会に浸透している固定的な概念やイメージという意味です。

英語の「Stereotype」のカタカナ表記として定着しており、それは印刷術で使われていた「ステロ板」が語源です。

その印刷物と同じく、型抜きして作られたかのように同じ、そこから派生して「典型、定型、思い込み、固定観念」などの意味を持ちます。

また、「レッテル、差別、偏見」など、ネガティブな印象を表す意味も含みます。

社会学や政治学の世界で使われていた言葉でしたが、今ではビジネスなど様々な場所で使用されます。

ニュアンス

語源はフランス語の「Nuance」で、「陰、トーン、色差し、色調」などの意味があり、美術に深く関係した言葉です。

また、もうひとつの意味があり、「言外に含まれた話し手の意図」もあります。

ひとつめの意味に関しては、はっきりとした色調の違いに関してのことではなく、同じ系統の色の中での微妙な違い、に関しての差異を表します。

ドメスティック

語源は英語の「Domestic」で「家庭の、家庭的な」の意味と「国内の、国政の」の意味があります。

まず一つ目に関しては、「ドメスティックバイオレンス(家庭内暴力、厳密には夫婦間暴力)」という言葉があるように「家の中で起こること」の意味があります。

ドメスティックの言葉に暴力的、ネガティブな意味はありません。

形容動詞的な働きをするので、「ドメスティックな・の~」とこの後に名詞を伴います。

また、二つ目の意味に関しては、「ドメスティック企業(国内企業)」などと使われるように「国内の」という意味です。

また、航空業界では「インターナショナル(国際線)」と対になり、「国内線」の意味としても使われます。

フリーダ・カーロ

本名マグダレーナ・カルメン・フリーダ・カーロ・イ・カルデロンはメキシコの女流画家です。

メキシコの現代絵画を代表する画家で、民族芸術の第一人者としても有名です。

1907年7月6日にメキシコ、メキシコシティ、コヨアカンで生まれ、1954年7月13日に同じくメキシコシティのコヨアカンでその生涯を終えました。

その風貌でも有名で、繋がった眉毛と口ひげが特徴的でした。

病気と事故による肉体の苦しみを抱えながらの人生でした。

6歳でポリオに感染、足が不自由になり、17歳でバス事故により瀕死の重傷を負い、生涯後遺症に苦しみました。

ベッドにいる時間が多いため、絵を描く時間に繋がり、200点を超える絵画作品のうちそのほとんどが自画像でした。

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