「学術的な分野で用いられることが多い、特定の条件下で発生する状況のこと」という意味で、日常的に使用するというよりは、学問の中で、研究の中で使用することが多い言葉です。

特定の条件下においてどういう状況になるか?という点を確かめたりするときに、特に事象という言葉を使うことが多いですけど、数学の分野などでは特徴的です。

「事象」の意味

事象というのは、学術的な分野において主に使われることが多い言葉で、条件を設定したときにどういう状況になるか?を確かめる際に使用することが多いです。

特に数学の分野で使われる傾向にあり、逆に日常生活の中では事象という言葉はあまり聞きません。

現象という言葉の方が多用されており、事象に関しては身近な言葉とは言えないでしょう。

「事象」の使い方

事象というのは、学問に関して、研究に関して使われることが多いです。

多くの人たちにとって馴染みがあると思われるのは数学の確率の問題でしょう。

サイコロを投げたときにどういう目がどれだけ出るか?という事象を求める、確率を計算するときに使われやすい言葉です。

そういうケース以外では、私たちが事象という言葉を使う機会はほとんどないと思われます。

「事象」の例文

「私は数学が苦手なんですが、特に確率の問題が嫌いなんです。

特定の条件を設定して、その条件下での事象を求める問題が多いじゃないですか?それがどうやって考えたら良いのか?がさっぱり分からないのです。

とっかかりが見えないというか、解き方が思いつかないので、正答率が全然上がらず、本当に苦手分野になってしまっています。」

事象は多くの人はほぼ使わない

事象という言葉は条件を絞った中でどういう状況が起きるのか?ということを分析するようなケースで使います。

つまり、自然に起きることというよりは、自ら起こすことが多いわけです。

そして、学術的な分野で使うので、一般人が日常で使うことは少ないと言え、事象という言葉には馴染みがないということが言えるのではないでしょうか?

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