「オーバーシュート」とは、「行き過ぎる」、「度を超す」という意味があり、本来の英語表現になぞらえると”overshoot”というスペルになります。

今年に入ってから大流行中のコロナウイルスの感染症対策専門家会議の記者会見で使われ、それ以来使用頻度が高まっているようですね。

「オーバー」・「シュート」からなんとなく意味を予想できそうな気もしますが、どういった場面で使われる場気言葉なのか今一度確認していきましょう。

「オーバーシュート」の意味

こちらの言葉はコロナと関連付けられる前は証券用語として使われていたようです。

金融・証券用語としての「オーバーシュート」は、「有価証券の価格の行き過ぎた変動のこと」を指すようです。

相場が過熱したことによる買い浴びせや売り浴びせが起こるときに多く見られる現象のようですね。

今回はコロナウイルスの感染拡大にともなり、感染者または患者の爆発的増加を指す言葉として使われました。

「オーバーシュート」

ではどんな使い方ができるのか、実際に見ていきましょう。

「通常の範囲を飛び出る」という意味合いを含むので、基本的に様々な分野で使うことのできそうな言葉ですね。

航空軍事・IT・乗り物・生物学でも使用されているようです。

あえて言うとすれば、金融・証券関連以外で統計学など数値データを扱う分野との相性が特にいいと思われます。

「オーバーシュート」の例文

具体的な例文としては、
「オーバーシュートとは、ステップ操舵や旋回中の手放しなどで横向き加速度、ヨーレートやハンドル角が最終の到達レベルを超えて行き過ぎること」
「オーバーシュートとは、ドッグファイトにおいて適戦闘機の後ろを取り絶対的攻勢にありながら敵機を追い越してしまうこと」
「簡単な制御構成でオーバーシュートを防止する」
「フィードバック制御によるオーバーシュートの発生を抑制する」

などが挙げられます。

身近にOvershootしている人、いませんか?!

"Overshoot"という言葉、この春の流行語多少になりそうな予感ですよね。

あなたの周りでオーバーシューティングという現象、起こっていませんか?「度を越す」という意味のOver、「写真や映画を撮影する、撃つ」という意味のshoot、この二つが組み合わさり構成されているこの言葉はもともと金融・証券業界で使われる用語です。

ここでのオーバーシュートの意味はいったい何なのでしょうか?

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