成敗は「悪事を行なうものを懲らしめること。」

「懲罰」と言い換えると分かりやすい。

両成敗は「喧嘩や争いをした双方に同じ罰を与えること」。

「痛み分け」と言い換えると分かりやすい。

「成敗」は厳しい処罰を下すことを意味していました。

昔は首を切ることや処刑をすることもあったのです。

「両成敗」は「毛間両成敗」と使い、痛み分けと言うことですが、昔は処罰を双方に課したと言われています。

「成敗」は悪人を殺すこと

「成敗」は悪事を働いたものをその場で殺して制裁を与えることを意味しました。

現代では死語ですが、痛み分けを意味する「喧嘩両成敗」と言う言葉で残っています。

時代劇で暴れん坊将軍が悪人を手下に殺させる時「成敗!」と言っています。

「成敗」にはそれほど厳しい処罰があるのです。

「成敗」する相手は極悪人や反逆者など生きて居ては困る存在でした。

「両成敗」は痛み分け

「両成敗」は「喧嘩両成敗」と使います。

喧嘩や争いをしているものは双方とも責任があるということで、昔は厳罰が下りたのですが、相手にせず我慢をした方はお咎めがありませんでした。

現代でも使う言葉で、痛み分けと言う意味に使います。

「どっちもどっちだ、これは喧嘩両成敗だな」と喧嘩は双方に非があるものと考えられたのです。

「成敗」は一方的で「喧嘩両成敗」とはならなかった忠臣蔵

忠臣蔵の物語は言うまでもなく、片手落ちの処断であったために討ち入りが起きたということです。

浅野内匠頭が庭先の切腹で、吉良上野介はお咎めなしと言う幕府の裁定は庶民から見ると片手落ちと映ったことでしょう。

武士の争いに昔からあった厳しい「喧嘩両成敗」が適用されなかった訳ですから、庶民や当事者の批判・不満は当然有ったのです。

「成敗」と「両成敗」とは

「成敗」は極悪人などをその場で切り捨て殺害することです。

日本ではなかなかそのようには行きませんが、銃社会の国では、銃撃戦で犯人を射殺し「成敗」することは普通にあるようです。

「成敗」と言う言葉は現代では死語になっていますが「喧嘩両成敗」と使う「両成敗」は現代でも使われます。

「痛み分け」と言う意味になり、双方の不利益になることを飲ませて決着させることです。

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