名詞「語彙」に接尾辞「力」が付属したもの。

語彙とは言葉や単語という意味です。

よってその人が言葉や単語をどれだけ知っているのか、そしてどれだけ使いこなせるか知識や能力を表すことばです。

語彙力は英語でボキャブラリーといわれることもあります。

語彙力は言葉を話す人間なら少なからず誰でも所持している能力です。

「語彙力」の意味

一般的に語彙力の意味は自分や相手が所持している言語の量を表す能力です。

それに加えて近年新しい意味としてもネット上で使われています。

それは言葉に表せないくらい凄かったという意味で使われる場合です。

よって感情を表す言葉となるため、語彙力の前に「凄い」や「ヤバイ」などといった感情を表すことばと共に使われることが多いです。

「語彙力」の使い方

一般的には語彙力がある人には「語彙力が高い」、一方で語彙力がない人には「語彙力が低い」、「語彙力が乏しい」というように使われてきました。

近年ネットが普及し、snsでも語彙力という言葉が多く使われています。

例えば感想書いたときに(語彙力)と文末につける場合が多いです。

この場合の語彙力の意味は言葉の知識の少なさを示すものという意味に加えて、言葉で表せないくらい凄い、素晴らしいという意味で使われています。

語彙力の例文

一般的に使われる語彙力の例文は「私も語彙力高くなりたいです。」

「語彙力乏しすぎて伝わらないです。」

「語彙力高くて羨ましいです。」

ネット上などで語彙力が使われる場合は「この前映画を見たんですが、とにかく凄かったです(語彙力)」「テレビで好きな俳優さん出てました。

かっこよすぎてやばいです(語彙力)」「初めてバンジージャンプ飛んだんだけどヤバすぎました(語彙力)」

「語彙力」には二つの意味がある

語彙力に(語彙力)とカッコが付くだけで、新たな意味が加わります。

感情を文面でありのままに伝えるのはなかなか難しいことです。

そこで(語彙力)と付け加えることによって伝わらないかもしれないけど本当に凄かったんだということを捕捉することができます。

この意味はネットという文面でやりとりする文化が出来たからこそ生まれた意味です。

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