「何らかの役割、役職などを引き受けて、それを全うする」という意味で、一般的には具体的な役職などの名前がついた状態で、任務を行うときに使います。

努めるという言葉と若干似ており、務めるという言葉に関しても努めるという意味合いを含んでいるとも言えるのです。

ただ、ある程度具体的な役割、仕事が提示されたときに使うのが務めるになります。

「務める」の意味

務めるというのは、具体的な役割や役職を全うするという意味で、努力をして務め上げるという意味では、努めるという言葉の意味も若干含まれているのです。

ただ、務めるを使うときには何らかの具体的な役職とか、役割の名前が与えられることが多く、努めるに関してはそういったものを与えられなくても使えるので、そこが注意点なのです。

「務める」の使い方

務めるという言葉は、具体的な役職などが与えられることが多いので、例えば学校であれば学級委員を務める、生徒会長を務めるなど、そういう言い方になります。

会社だとこのプロジェクトのリーダーを務めるなど、そういう状況になるのです。

何かしらの肩書があるような状況で務めるを使うと自然なので、そういったケースにて使う言葉であると覚えておきましょう。

「務める」の例文

「自分が生徒会長になることができるとは夢にも思っていませんでしたが、こうしてちゃんと選ばれたということで、その任務をちゃんと全うしていきたいと思っています。

今、生徒会長をやっているのは私ですから、この生徒会長という役割をしっかりと務めることに専念して、残りの学生生活を送っていきたいなと思っているのです。」

務めるという言葉は社会人になると頻繁に使う

学生の頃においても、生徒会長とか、委員会の委員、部活動の部長など、いろいろな肩書は存在しますけど、社会人になるとそういったものはより増えて、自分が何らかの役職、役割を与えられるケースが多くなります。

つまり、務めるという言葉を使うケース、それにぴったりと言えるケースが増えることになるので、社会人こそそういう機会があるということは覚えておきましょう。

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