「負い目を感じていて、逆らうことができない」という意味で、特定の相手に対して反論などがしづらい状況であるというときに使います。

特定の相手に対して何らかの負い目を感じており、対等な関係ではいられないと感じるようなシーンがあったときには、この頭が上がらないという言葉を使いますが、例えば相手に借りがあるようなシーンなどが該当するでしょう。

「頭が上がらない」の意味

頭が上がらないというのは、特定の相手に対して負い目を感じているため、対等な関係ではいられないと感じるときに使う言葉です。

頭が下がるという似た言葉がありますが、こちらは特定の相手に対して尊敬の気持ちを抱いているときに使うので、意味は同じではありません。

頭が上がらないという言葉は感謝はあれど、尊敬の気持ちは特に存在しない相手に使うのです。

「頭が上がらない」の使い方

頭が上がらないは負い目を感じているようなときには広く使うことができますが、割と多いのは相手に借りがあるシーンでしょう。

特定の人から何かしら助けてもらったような状況があったときには、その人に対して接し方を考えないといけないと言えます。

したがって、そういうときには負い目を感じていると言え、頭が上がらない状況なので、この言葉を使うことができるのです。

「頭が上がらない」の例文

「私は仕事中にあるミスをしてしまったのですが、そのミスに関して私の先輩がすべて責任をかぶってくれたのです。

したがって、私はほとんど怒られずに済んだのです。

それ自体は私のためにやってくれたこととで非常にありがたいと思ったものの、その先輩にはそれ以降負い目を感じるようになってしまい、頭が上がらない状態になってしまいました。」

頭が上がらない状況は多くの人が経験すること

頭が上がらないという言葉を実際に使うか?どうかは別として、頭が上がらないと無意識にでも感じている状況というのは、割とありえることです。

誰かに対して負い目を感じることが普通にありえるからで、日常生活の中で誰かに対して頭が上がらない状況になっていること自体は、決して珍しいものではなく、多くが経験していることと言えるはずです。

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