潔癖症は「常に自分自身を含めて、自分の身の回りが清潔な状態でないと気が済まない状況のこと」。

どちらかと言えば悪い意味で使われることが多い言葉です。

キレイ好きは「本人の性格として、いろいろな面において清潔であることを好む状況のこと」。

どちらかと言えば良い意味で使われることが多い言葉で、潔癖症よりは程度が軽いと捉えられることが多いです。

「潔癖症」の意味

潔癖症とは、キレイ好きであることが行き過ぎて、常識の範囲を超えた程度に清潔な状況じゃないと気が済まないという状況を表した言葉です。

清潔であることを求めすぎているあまり、周囲から引かれる可能性があるような状況にもなっていることが多いです。

したがって、ネガティブな意味合いが強い言葉であると捉えるのが自然です。

「キレイ好き」の意味

キレイ好きとは、自分や自分の身の回りのものに関して清潔さを好み、常識の範囲内において清潔さを求めている状況を表した言葉です。

一般的に理解される程度に清潔であることを望んでいると言えるため、キレイ好きという状況に関してはネガティブに捉えられることはまずないですし、むしろ好意的に受け止められる可能性が高いです。

「潔癖症」と「キレイ好き」の用法や用例

「俺は潔癖症で、人が座ったトイレの便座はそのままじゃ座れないんだ。

毎回除菌シートのようなもので便座を拭いてからじゃないと、とても座る気になれないんだよ。」

「私の同棲している彼氏はとてもキレイ好きで、家の中でゴミとかが落ちているのに気が付いたらすぐに拾って捨てるんだ。

キレイ好きな彼氏と暮らしていると毎日がとても気持ちいいよ。」

潔癖症とキレイ好きは程度の違い

潔癖症とキレイ好きは何が違うのか?と言えば、大きな違いというものはなく、求めている清潔さの程度の違いであると言えます。

曖昧な定義ではあるものの、求める清潔さのレベルが常識の範囲内であればキレイ好き、常識の範囲外であれば潔癖症という扱いになります。

したがって、線引きを行うのが難しいという場合もありえます。

おすすめの記事