最近の日本語は英語や和製英語、その他の外国語も使いようによっては混ざっています。

それでも相手との会話には支障を来たすことは慣れによって余り無いようです。

苦情や文句は日常生活に於いて馴染みがあります。

クレームは元々、英語でサービスに対して改善要求などを請求する外来語です。

そして、抗議は4つの言葉の中で1番強い表現になります。

自分や第三者の権利が侵害された時の異議申し立て時など法的なことが絡む時に広く使われています。

「苦情」の使い方

苦情とは不平や泣きごと、文句を意味します。

使い方として例えば『隣の部屋の人が深夜に騒音を出して眠れないので苦情を言いに行った』などに使います。

苦情の言葉でなくともクレームや文句、抗議でも当て嵌めることができます。

その時の状況によって言葉の使い分けをすれば相手に対しての言葉の意味の強弱で違う印象を与え対処も変わって来ます。

「クレーム」の使い方

クレームとは要求や請求、商取引で契約違反があった際にこれに対して損害賠償の請求をすることなどを意味します。

使い方として例えば『ある商品を購入した時に針やプラスチック片、虫などの異物混入があった場合に著しく不快な思いをしたことで商品を製造した会社のお客様相談室にクレームを入れた』などに使います。

商品代金と異物混入で病気になったら慰謝料を請求するなどの対処になります。

「文句」の使い方

文句は言い分、苦情を意味します。

使い方は日常生活で最もよく使う言葉ではないでしょうか。

使い方として例えば『子供が自分の誕生日に欲しいプレゼントをくれなかったので両親に文句を言いに行った』と不平を相手に伝える時に使われます。

また、『理不尽な扱いを受けた時にも行った人へ文句を言いに行った』などがあります。

しかし、文句という言葉は印象が弱く相手にされない場合もあります。

相手に伝わるように言葉を選ばなければなりません。

「抗議」の使い方

抗議は不当に思われる意見や取り扱いに対して反対の意見・要求を申し立てることを意味します。

使い方として例えば『住宅地に突然、タワーマンションが建設される計画が持ち上がったので住民は建設会社に説明を求めて集団で抗議に行った』という時に使います。

抗議という言葉は法的な絡みがあった場合に広く使われ最も強い表現の仕方になります。

相手が強ければ強いほど抗議の言葉を使うのは一般的です。

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