名辞は「概念に関して、言葉で表現したもののこと」。
主に論理学において使用されている言葉です。
言葉で表現できないと、概念それ自体を理解する、共有することがしづらいです。
名言は「優れた言葉のこと」。
特定の言葉を優れていると感じられる人が、それを名言と評価していきます。
全員が同様に感じられるとは限らないので、そこは注意です。
「名辞」の意味
名辞とは、概念に関して、言葉で表現したもののことです。
概念を言葉で表現したという意味であり、このような表現はマイナーでしょう。
実際、言葉で表現されている概念はかなり多くあるものの、名辞という表現自体は知っている人は少ないので、そこはちゃんと理解しておかないといけません。
日常的にはまず聞かれない表現です。
「名言」の意味
名言とは、優れた言葉のことです。
漠然としている意味ではありますけど、誰かがそう感じれば、使っていくことができます。
ただ、ある言葉を名言と評価する人がいても、全員が同じように感じるとは限らないので、そこは頭に入れておかないといけません。
名辞とは意味は異なっているので、そこは覚えておいた方がいいでしょう。
「名辞」と「名言」の用法や用例
「名辞に関しては、世の中ではかなり多く溢れている状況ではないかと思うんだ。
やはり何らかの概念は言葉にしないと理解が難しいし、概念に当たる言葉は多く見つかるだろう。」
「名言については、人によっていろいろなものが頭の中にあるはずだ。
しかし、全員が同じように受け取っているわけではなく、少なからず違いと言える部分はあるだろう。」
名辞と名言は知名度に差がある
名辞と名言については、表記は近い部分はありますが、意味は異なっており、そのような部分で差を感じることが可能です。
実際、これらの表現は使用する場面が違っているのです。
名言は有名な言い方になりますが、名辞は知っている人は限られており、多数の人たちは知らない状況でしょう。
だから、そこにおいても差を感じられます。