減滅は「理想が現実と乖離していることが分かったこと」。

「理想乖離」と言い換えると分かりやすい。

失望は「理想が叶わないことが分かったこと」。

「理想不可能」と言い換えると分かりやすい。

理想は夢のようなものであり、叶うもとは思っていなくても、人はそれを「希望」として抱えながら生きている訳です。

しかし、ある時点で「理想と現実の乖離」を感じた時は「減滅」をしてしまい、また、「理想は不可能」と言う現実を理解した時には「失望」をするのです。

「減滅」は「理想・夢・希望」などが壊れた時に感じるもの

「減滅」を感じる時は、「理想・夢・希望」が儚いものであり、それが壊れて現実に目覚めた時に感じるものです。

例えば「若い女性タレントが中年男性と結婚をした」とか、「尊敬していた上司がセクハラをした」、「出資をしていた会社が詐欺だった」、「片思いの人が婚期を過ぎても結婚しなかった」などに遭遇すると、「減滅」となるのです。

「失望」は希望を失うこと、裏切られること

「失望」を感じる時は、大事なものを失うこと、実現したいことが出来なくなること、期待していた人や頼りにしていた人に裏切られることなどです。

具体的には「すきな同級生が卒業で会えなくなった」「ペットの犬が死んでしまった」「希望校に入れなかった」「好きな先生が退職してしまった」「有能な部下が辞めてしまった」などがあります。

「減滅」も「失望」も落胆することに変わりはない

どのような理由で「減滅」や「失望」をするのかは様々ですが、「落胆」することは同じです。

しかし、また、「夢や希望」を作りだし、心に抱くことが「落胆」を解消する手立てとなります。

「ペットが死んだら新たなペットで癒される」「新しい彼女を見つける」「代わりの先生を好きになる」「第二希望校も捨てたものではない」「好きな人にはクラス会で会えばよい」などの「希望」を持つことです。

「減滅」と「失望」とは

「減滅」は希望としていたことが消滅した時に感じるものです。

「失望」も期待していたことがなくなり、また、裏切られることを言います。

「減滅」は「理想、希望、期待の星」などが突然無くなることで「~ロス」状態になることです。

「失望」は現実となるはずのことが不可能となった時に感じます。

「減滅」も「失望」も「落胆」することですが、次の希望を見つけることが立ち直ることになります。

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