内定式は「内定が決まった就活生が一堂に会すイベントのこと」。

主に10月1日行われることが多いですが、開催しない企業も存在しています。

入社式は「入社が決まっている人が一堂に会すイベントのこと」。

主に4月1日に行われることが多く、内定式よりも開催しない企業は圧倒的に少なく、ほぼどの企業も行っているイベントと言えます。

「内定式」の意味

内定式というのは、毎年10月1日に行われることが多く、その時期までに採用活動を終えている企業が、内定者を集めて懇親会のようなものを開催するのがメインとなっています。

しかし、実際は内定者の囲い込みという意味合いも強く、他の企業に内定者を渡さないための策の1つでもあるのです。

内定者というのは入社が決まっているとは限らない人も含まれています。

「入社式」の意味

入社式というのは、毎年4月1日に行われることが多く、新入社員が集まって、これから社会人として働くうえでの心構えなどを説く場でもあります。

新入社員としては、これから会社で働くという意識ば芽生えやすいというメリットがあるでしょう。

入社式に参加する人たちは全員入社が決まっている人たちで、内定者とはその点で違うのです。

「内定式」と「入社式」の用法や用例

「無事に内定が決まって、いよいよ内定式への参加だな。

他の内定者も来るはずだから、同期として入社する可能性が高い人たちと仲良くなれたらいいな。

「今日は入社式の日だ。

今日からいよいよ社会人になるんだな。

この会社でこの先何十年も働くことになるかもしれない。

その最初の日だから気持ちを引き締めて参加しよう。

内定式と入社式は意味合いと時期が違う

内定式と入社式で最も大きな違いは時期で、それぞれ10月1日と4月1日となっています。

そして、内定式というのは企業側から見れば他の企業に内定者を渡さないためのイベントという意味合いがありますが、入社式については企業への忠誠を誓ってもらうためのイベントという意味合いがあるので、そこにも違いがあるということになるのです。

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