意気自如は「物事に驚いたり、怖がったりしないで、気持ちが普段と変わらず平静であること」。
特定のシーンにおいて普段と同じ気持ちで対応することができる、心が影響されないという意味の言葉になります。
泰然自若は「落ち着いて物事に動じない様子であること」。
どんな場面であっても、平静さを保っていられるという意味の言葉なので、意気自如と同じ意味と言えます。
「意気自如」の意味
意気自如とは、物事に驚いたり、怖がったりしないで、気持ちが普段と変わらず平静であることです。
要するに物事に動じないという意味の言葉になりますから、一定の能力という評価も可能でしょう。
こういった能力を持っている人の場合には、いざというときにパニックにならずに、冷静に行動ができるなどの状況になりやすいと言えるはずです。
ここは重要な要素になることがあります。
「泰然自若」の意味
泰然自若とは、落ち着いて物事に動じない様子であることです。
要するに平静さを保つことができるという状況になりますから、意気自如との違いはあまりありません。
同じようなシーンにおいて使用することができる言葉と言えるでしょう。
一般的には泰然自若の方が知られているため、こちらはいろいろな人たちが多くのシーンで使っている状況と評価できると思われるのです。
「意気自如」と「泰然自若」の用法や用例
「普段から精神を鍛えていると、意気自如のような能力が身に付く。
これがあるとどういったことが起きても、驚かないとか、動じないという感覚が手に入るんだ。」
「泰然自若を極めると、どんなことが起きても心が惑わされることがない。
何事にも動じないと言えるような精神が手に入る。
そこまで行き着くには相当な努力が必要だが。」
意気自如と泰然自若はほぼ同じ意味
意気自如と泰然自若に関しては、どちらも何かしらの出来事によって心が動かされにくい、物事に動じないという意味があります。
要するに気持ちが落ち着いている、平静な状況でいられるという意味になるのです。
これらの言葉は特に意味は変わりませんし、同じようなシーンで使えます。
でも、知名度的には泰然自若の方がやや有名と言えるでしょう。