過去形は、過去に起こったこと1点に焦点を当てた表現の仕方で、「過去形の活用(-edなど)」が用いられます。

現在完了形は、過去に起こったことが現在まで影響を与えている時に表現する仕方でいわゆる線的な時間の流れを表し、「have/has 過去分詞」が用いられます。

「過去形」の意味

いわゆる過去に起こったことの表現方法で、「be動詞」では、1人称(was), 2,3人称(were)が使われ、「一般動詞」では、動詞に(-ed)が用いられます。

過去形の不規則動詞には、had,ate,went,got,put,ledなどが挙げられます。

「現在完了形」の意味

現在完了形は、線のイメージでとらえた場合、「経験」、「完了」、「継続」の概念があります。

経験は、everやonceなどの副詞がついた場合、「~したことがある」と、完了は、alreadyがついた場合「既に~完了した」と、継続はforやsinceなどの前置詞や接続しがついた場合、「ずっと~している」と行ったニュアンスを含みます。

「過去形」と「現在完了形」の用例

I was able to play the piano three years ago.
私は、3年前はピアノを弾くことができた。

I have played the piano for three years.
私は、3年間ずっとピアノを弾いている。

過去形と現在完了形に迷ったら、点と線をイメージしましょう

過去形と現在完了形は、英語初心者にはつまずきやすい概念です。

過去を振り返って現在はどうなっているかを考えれば、どちらの用法を使えばよいか理解できるでしょう。

また、過去形の活用と、過去分詞形の活用は異なるので、特に不規則動詞の場合セットで覚えることをオススメします。

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