元の木阿弥は「進んでいたものが元に戻ること」。

「リバウンド」と言い換えると分かりやすい。

やり直しは「最初から又始めること」。

「仕切り直し」と言い換えると分かりやすい。

「元の木阿弥」はリバウンドすることです。

せっかく良い状態になったのにまた、元の悪い状態になることです。

「槍直し」無は最初に戻り、仕切り直しをすることです。

「元の木阿弥」は元に戻ること

「元の木阿弥」の「木阿弥」は戦国武将の筒井順昭が亡くなったことで、その子筒井順慶はまだ幼児であったため順昭の影武者として抜擢をされた僧侶です。

ただの僧侶であった木阿弥は当主として振る舞い、順慶が成人をし、父の死が明らかになったときにお払い箱となったのです。

再び元の僧侶になった木阿弥を人々は「元の木阿弥」と言ったのです。

「やり直し」はもう一度始めからすること

「やり直し」は「元に戻ること」と似ています。

「ある程度進んだが、うまくいかないのでもう一度始めから行うこと」ですから、「悪い状態から良い状態になり、再び元の悪い状態になる」元の木阿弥状態のことではありません。

「やり直し」は仕切り直しと同じなのです。

間違えたやり方や勘違いをしていた時に、正しいやり方でもう一度始めから行うことを言います。

「元の木阿弥」も「やり直し」も最初に戻ること

「元の木阿弥」は元の状態に戻ること、「やり直し」も元の状態から始めることですから、どちらも「元の状態・最初」に戻ることは同じです。

「元の木阿弥」はいわば「行って来いのこと、リバウンド」、「やり直し」は「しきり直し」のことを言います。

例えばダイエットをして体重を減らすことや体形をホッソリさせても、元の様に太ることを「元の木阿弥」と言い、「やり直し」になるのです。

「元の木阿弥」と「やり直し」とは

「元の木阿弥」は悪い状態または普通の状態から、良い状態になったのに、又元の状態に戻ってしまうことを言います。

喜ばせて、失望させることです。

例えば「競馬で穴を的中したのにそのあと馬券を買いまくり、資金がなくなってしまうこと」を言います。

「やり直し」はリバウンドや「元の木阿弥」状態になったときに始めから行うことを言います。

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