「sensible」は「分別のある」という意味の形容詞です。

「賢明な」と言い換えると分かりやすいです。

「sensitive」は「敏感な」という意味の形容詞です。

「繊細な」と言い換えると分かりやすいです。

「sensible」の意味

「分別のある」「賢明な」「良識のある」「思慮深い」といった意味です。

肯定的な文脈で用いられることが多いです。

「sense」(理解力、判断力)が「~ble」(可能を表す接尾語)と語を分解すると覚えやすいです。

「sensitive」の意味

「敏感な」「繊細な」「傷つきやすい」「神経質な」といった意味です。

どちらかというと否定的な文脈で用いられますが、
「感性が豊かな」といった肯定的な文脈でも用いられます。

「sense」(感覚)が「too much」なイメージです。

「sensible」と「sensitive」の用例

「sensible」の用例
・Her opinion is very sensible. She knows everything in that field. (彼女の意見はとても賢明だ。

あの分野のことなら何でも彼女は知ってるからね。)

・Be more sensible. You are not a child. (もっと分別を持ちなさい。

子供じゃないんだから。)

「sensitive」の用例
・Teenagers are sensitive about cyber-bullying. (ティーンエイジャーはネットいじめに敏感だ。)

・Don't be so sensitive. Nobody cares about what you wear. (そんなに神経質になるなよ。

だれも君の格好なんて気にしてないよ。)

「sensible」と「sensitive」の産みの親は「sense」

「sensible」も「sensitive」も、「sense」(理解力、判断力、感覚)から発生した形容詞ですが、意味が異なります。

迷った時は、可能を表す接尾語「~ble」の付いている方がポジティブ、そうでない方がネガティブ、と覚えておくと分かりやすいでしょう。

(「理解力がある」=「分別がある」「判断力がある」=「賢明な」)

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