「VBA」は、office文書作成アプリのマクロとして、既にある表計算や文書に処理を加えるためのプログラム言語です。

「VB.net」は、.Net Frameworkの共通言語に所属するC#、C++と互換性があり、それぞれの共通機能が利用できるプログラム言語です。

「VBA」の意味

「VBA」で有名なのは、Excel VBA、Access VBAなどです。

どちらにも、一から画面を作る機能があり、オブジェクトとして保存され、ボタンを作成した場合、押下時のコードを自動的に記述される部分があります。

また、セルを2次元配列やリストとして利用でき、一時保存領域として利用できます。

「VB.net」

「VB.net」は、様々なエディションが存在し、現在主流のVisual Basic community Editionを利用すれば、無料で本格的なデスクトップアプリなどが作成することができます。

VBAで使われるVB 6.0とは、互換性がなく、コードが似ていますが違います。

「VBA」と「VB.net」の使い分け

VBAは、個人で何か、Excelなどでアプリを作りたい人向けなので、画面作成環境などは、単純な構造になっています。

また、大容量のデータを扱うシステムには向いていません。

それに対し、VB.netは、Visual Studioという統合開発環境を使用し、本格的な企業向けのアプリを開発する言語になっています。

「VBA」と「VB.net」は、用途に応じて使い分けましょう

「VBA」と「VB.net」は、システムの規模やコードの長さなどを考慮して、どちらで開発したほうが現実的かということを念頭に置いたほうがいいでしょう。

本格的なプログラムを作る前のプロトタイプとしては、VBAを使い、それをVB.netで細かいコーディングを行うのが適切でしょう。

おすすめの記事