0時は「その日が始まる瞬間の時刻のこと」。
基本的には深夜帯の12時のことを指す場合が多いですが、いわゆる正午と区別するために午前0時という言い方をする場合もあります。
24時は「その日が終わる瞬間の時刻のこと」。
時刻そのものは0時と差はないですけど、意味としては間もなく日付が変わる瞬間というものになります。
「0時」の意味
0時とは、その日が始まる瞬間の時刻のことであり、例えば1月1日の0時であれば、今まさに1月1日になったばかりという意味になります。
正午と誤解されないために午前0時という表現を使うことも多々あります。
ただ、0時という言葉は昼間の時間帯を指すこともありますけど、昼間は12時と表現することの方が多いため、0時はどちらかと言えば深夜帯を指す言葉と言えるでしょう。
「24時」の意味
24時とは、その日が終わる瞬間の時刻のことであり、例えば1月1日の24時であれば、間もなく1月1日が終わる、1月2日になりそうという意味になります。
この24時という言葉は、特定の日が終わる瞬間を意味するため、締め切りや期限を表す言葉として使われることも多々あり、意外と耳にする機会が多くある時刻表記と言えるでしょう。
「0時」と「24時」の用法や用例
「間もなく0時を迎えそうだ。
そろそろ俺の誕生日が近づいてきたな。
これでまた1つ歳をとることになるわけか。」
「締め切りが12月31日の24時までらしい。
つまり、今年中になんとか仕上げないといけないわけだが、間に合う自信がないんだよな。
でも、なんとか間に合わせないといけないわけだから、根性で頑張るしかない。」
0時と24時は意味合いが異なる
0時と24時はどちらも深夜の12時を指している時刻であり、その点においては意味は何も変わりません。
しかし、意味合いが異なっている面があり、0時はその日になったばかり、24時はその日が終わりそうという意味で使われているため、そこに違いが存在しているのです。
したがって、使い分けには注意しないといけない言葉です。