公助は「公的な機関が助ける状況のこと」。

公的な機関の候補に関しては非常に多くのものが挙げられ、市町村や警察、自衛隊などが存在しています。

共助は「みんなで助け合う状況のこと」。

自分の身の回りにいる人たちを助けたり、彼らに助けられたりといった状況を示しており、お互いに協力する状況を表した言葉と言えるでしょう。

「公助」の意味

公助とは、公的な機関が助ける状況のことです。

公的な機関が人々を助けるというのは見慣れた光景と言え、いろいろな機会で公助と言える状況は存在しています。

例えば、自治体、警察、自衛隊などが候補となりますけど、こういった機関は身近なシーンから命にかかわるシーンまで、幅広く人々を助ける状況にかかわることがあると言えます。

「共助」の意味

共助とは、みんなで助け合う状況のことです。

基本的には自分とその周りにいる人たちで助け合う状況を表しており、状況によって誰かが誰かを助けるという役割をこなしていきます。

共助に関してはみんなが自らそういった行動をとっていることが多く、それ自体がルール化されているわけではないため、常に見られるとは限りません。

「公助」と「共助」の用法や用例

「いざというときには公助を頼るといい。

例えば、生活に困窮した際には自治体に生活保護の申請をするというのはその1つだ。

公的な機関は人々を助ける役割もこなしているからな。」

「共助の精神が根付いていると、いざというときにはみんなで助け合うことができる。

したがって、みんなを思いやることが非常に大切なんだね。」

公助と共助の違いは分かりやすい

公助と共助は言葉はやや似ているものの、その意味に関しては大きな違いがあると言えるでしょう。

公助は基本的に公的な機関が人々を助ける状況で、公的な機関はそういった役割を担っているため、当然とも言える行為です。

ただ、共助は人々がお互いに助け合う状況であり、これらは彼らの義務ではありませんから、必ずしも見られるわけではないのです。

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