無統制は「統制がとれていない状況のこと」。
統制がとれていないということで、秩序が存在しないような場面で使っていくことが多い表現になるでしょう。
無秩序は「秩序が存在していないこと」。
統制がとれていないという状況に近いのではないかと思われます。
同じ場面で使うことがしやすいです。
でも、知名度では無秩序の方が高いです。
「無統制」の意味
無統制とは、統制がとれていない状況のことです。
統制がとれていないということは、それだけ秩序が存在しないという言い方ができるでしょう。
定義がちょっと曖昧なので、このような表現を使うべきかどうかの判断は、ちょっと難しいかもしれません。
実際、ほとんど見聞きしない言い方であると言えるのではないかと思われます。
「無秩序」の意味
無秩序とは、秩序が存在していないことです。
無統制の意味に近くなっていると言えます。
同じような意味で使うことができるので、そこは頭に入れておきましょう。
こちらもこの言葉を使うかどうかの判断は、ちょっと難しいでしょう。
でも、こちらはたまに聞かれると言えるので、知名度的にはより高いと言えると思われるのです。
「無統制」と「無秩序」の用法や用例
「無統制の状況だと、各自が好き勝手に行動する可能性があり、それによる問題が発生しやすくなるだろう。
そこは特に懸念しておかないといけない部分になる。」
「無秩序という状況は日常的にはほとんどないが、緊急事態とも言えるときには、発生する可能性がある。
それに関しては、いつ来るか分からないという言い方ができるだろう。」
無統制と無秩序は意味はそれなりに近い
無統制と無秩序は意味はそこそこ近くなっています。
同じような状況を表すシーンで使用する言葉になるので、そこはポイントになります。
意味としては変わりませんけど、知名度に関しては、一応差があるのではないかと思われます。
無秩序の方が知っている人は多いでしょう。
無統制は知らない人がそこそこいる可能性が考えられます。