「短身」と「短躯」と「ちび」は、背が低いことです。
また、その体のことです。
「ちび」は「年の幼い者」という意味もあります。
英語では「a sort person」で表されます。
「体の小さい人」は「a shorty」「a shrimp」です。
「ちびである」は「be short」で表されます。
「子供」という意味の場合は「a kid」で表されます。
「うちのちび」は「our little boy」「our little girl」です。
「ちびのくせに生意気だ」は「He is impertinent for his age.」です。
「短身」の意味
「短身」は、背が低いことです。
また、その体のことです。
「短躯」のことです。
「短身ながら足が速い」のように使います。
反対語は「長身」です。
<長身>
背が高いことです。
「長躯・ちょうく」のことです。
英語では「a tall man」「a tall figure」で表されます。
「長身痩躯」のように使います。
「痩躯」はやせた体のことです。
反対語は「大兵肥満・だいひょうひまん」です。
「短躯・たんく」の意味
「短躯」は、背の低いことです。
背の低い体のことです。
「彼は、短躯ながら筋肉隆々だ」のように使います。
反対語は「長躯」です。
<長躯>
身丈の高い体のことです。
「長身」のことです。
「痩身長躯」のように使います。
英語では「a tall man」「a tall figure」で表されます。
<躯の漢字>
「躯」は「?」の俗字です。
字義は「身・み」「からだ」「身体」です。
「?」は、解字に於いて「身+區」」で構成されます。
「區・く」の部分は、「区分する」を表します。
「身」と合わさって、「頭・手・足に区分できる部分から成る身体」を意味するようになりました。
「ちび」の意味
「ちび」は、体の小さいことです。
また、そういう人を指します。
「年の幼い者」のことです。
さらに、軽んじたり親しみを込めたりして言う場合に用います。
「ちびっちょ」「ちびっこ」ともいいます。
反対語は「のっぽ」です。
以下のように使います。
彼は、クラス一のちびだ
ちびの方が、小回りが利く
うちのちびも来年は小学校に入学です
ちびどもがいたずらして困る
「短身」と「短躯」と「ちび」は、背が低いこと
「ちび」には「年の幼い者」という意味もあります。
「短身」「短躯」「ちび」は、類語です。
「ちんちくりん」は、これらの言葉の関連語です。
共通する意味は「背が低いこと、背の低い体」です。
「短身」「短躯」は、文章語です。
「ちび」は、くだけた言い方です。
あざけりの意味を含む場合があります。
「うちのちびも五歳になったよ」のように「年の幼い者」という意味もあります。
「ちんちくりん」は、あざけって言う言葉です。
「あの人はずいぶんちんちくりんだ」のように使います。