「ギャンブル」と「賭博」の違い・意味と使い方・由来や例文

ギャンブルは「賭け事のこと」。

どちらかと言えば、競馬など合法と言えるものを含んだ賭け事という意味合いで使われることが多いです。

賭博は「賭け事のこと」。

一般的に言えばギャンブルと大差ない表現ですけど、どちらかと言えば、違法な賭け事という印象を与える言葉です。

罪名に賭博という言葉が使われていることも関係していると言えるでしょう。

「ギャンブル」の意味

ギャンブルとは、賭け事全般を指す言葉です。

賭け事にはいろいろなものがありますけど、例えば競馬などはギャンブルと言われますが、合法となっています。

つまり、ギャンブルはどちらかと言えば国が管理しているような合法な賭け事に対して使われる言葉と言えるでしょう。

だから、全ての賭け事に対して使われる言葉ではないため、そこは覚えておく必要があるのです。

賭博とは、賭け事全般を指す言葉です。

ただ、賭け事の中でも特に違法なものに関して使われる言葉と言えるでしょう。

賭博という言葉自体が罪名の名称にも入っていることで、賭博に関しては悪いイメージを持つ人が多いはずです。

そういった部分により、賭博は違法な賭け事に関して言及する際に使われることが多い状況になっています。

合法な賭け事にはあまり使われない傾向にあります。

「ギャンブルって賭け事としても面白いけど、賭けなくても面白さがあると思うんだよな。

例えば競馬に関しては、レースを見ているだけでも割と楽しむことができると思うんだ。」

「賭博行為は基本的に違法だ。

でも、賭け事ってどうしても興味を持ってしまうんだよな。

やっぱり競馬とか、競輪などの合法なもので楽しむしかないのかな。」

ギャンブルと賭博はどちらも賭け事全般に関する言葉です。

したがって、その意味では違いはありません。

でも、ギャンブルはどちらかと言えば合法的な賭け事に対して使い、賭博はどちらかと言えば違法な賭け事に対して使うことが多いです。

そういう微妙な違いがあるため、ギャンブルと賭博を実際に使い分けていくときにはそこに気を付けると良いのです。