クローザーは「主に野球の試合で、味方チームがリードしているシーンにおいて最終回に登板する投手のこと」。

リードしている場面での最終回に投げるのが基本ですが、同点の場合の延長戦に登板することもあります。

セットアッパーは「主に野球の試合で、味方チームがリードしているシーンにおいて8回に登板する投手のこと」。

クローザーの1イニング前に投げる投手のことですが、同じく同点の場合の延長戦に登板することもあるのです。

「クローザー」の意味

クローザーとは、そのチーム内において非常に信頼のおける投手が任命されることが多く、主に僅差でリードしている試合において9回に登板して、1イニングを抑えることが求められる投手のことです。

クローザーの投手は味方チームが僅差で勝っているときに登板することがほとんどで、負けているときや大量リードしているときには登板する機会はほとんどありません。

「セットアッパー」の意味

セットアッパーとは、クローザーと同じく僅差でリードしている試合の8回に登板することが多い投手のことで、負けているときや大量リードしている試合では登板することはほとんどありません。

1イニングを抑えることが期待されており、こちらに関してもチーム内でかなり信頼されている投手が任命されていることが多いと言えます。

「クローザー」と「セットアッパー」の用法や用例

「この前の試合は9回までリードしていたけど、最終回にクローザーが打たれて逆転負けだよ。

でも、あの投手が打たれて負けたならば仕方ないな。」

「最終回を任される投手が重要なのは言うまでもないが、最近はどのチームもセットアッパーを置き始めているな。

やっぱり8回をどう抑えるか?ということも真剣に考えているのだろう。」

クローザーとセットアッパーは登板するタイミングが違う

クローザーとセットアッパーというのは、それぞれ9回と8回に登板する投手のことで、登板するタイミングに違いがあるということです。

日本のプロ野球のみならず、アメリカのメジャーリーグも含めた多くのチームで使っている概念であり、中継ぎ投手における重要なポジションとなっています。

しかし、絶対に用意しないといけないというわけではなく、9回や8回に僅差で勝っているときに登板する投手を固定していないというチームもありえます。

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