ディテールは、細部や詳細を表す、いわゆるカタカナ語です。

媒体によっては、デテールと表記されることもあります。

様々な場面で使用される言葉であり、それぞれで、若干意味が変わります。

例えば、ファッションでは、服のボタンなどの部分、もしくは、アクセサリーなどの小物を表します。

一方で、ビジネスでは、予定など、プロジェクトの詳細を表します。

このように、使う場面で、意味が変わる言葉です。

「ディテール」の意味

全体に対して、細部、つまり、細かい部分のことを表します。

この、「対して」というのが重要で、他の言葉との差別点となります。

例えば、「ポイント」という言葉も、細部のことを表しますが、全体の中の細部、つまり、ある事柄から、重要でない部分を取り除いた一部分という意味を持ちます。

それに対して、ディテールは、服などのファッションに対してのボタン、プロジェクトの対しての予定やスケジュールなど、全体に対しての一部分に注目するときに使います。

「ディテール」の使い方

名詞として使います。

日本語の、細部という言葉を、そのまま言い換えて使うことができます。

〇〇の細部、詳細と書くよりも、〇〇のディテールと書くことで、スマートな印象を与え、さらに文章をスッキリさせたりできます。

文章で使うことが多く、話し言葉としては、あまり使われません。

また、全体に対しての部分という意味で、ビジネスやファッションに限らず、様々な場面で使うことができます。

「ディテール」の例文

この建造物は、ディテールにこだわっており、素晴らしい。

プロジェクトのディテールを全体に共有して、円滑に進むようにする。

今日のデートは、アクセサリーなどの、ディテールにこだわったファッションを意識する。

このプロジェクトのディテールを詰めて、形にする。

まだ、ディテールが明らかでない為、うかつなことは言えない。

「ディテール」についてのまとめ

今回は、ディテールという言葉について、まとめてきました。

芸術、ファッションや、ビジネスなどで使われる言葉ですが、日常においても、様々な場面で、全体に対しての部分という意味で使われます。

聞いたことはあっても、意味を知らないという方も多いでしょうが、特に美術品の評価などでは、頻繁に目にします。

実際に使うことはなくても、意味を理解しておけば、日常生活でも役立つので、ぜひ覚えて下さい。

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