だしまきと卵焼きはどちらも卵料理ですが、味も作り方も全く違います。
だしまきはたまごを出汁で割り、砂糖、醤油、塩で味付けをして、フライパンで焼いたもの。
たまご焼きは卵を混ぜて、砂糖、塩、醤油等で味付けして焼いたもので、基本出汁は全く使わない。
だし巻きの意味
だしまきとはたまごにカツオ等の出汁を合わせ、塩、砂糖、醤油等で味付けをして、フライパンで焼いたもの。
出汁が入っているので柔らかく、味はあっさりしている。
居酒屋の定番メニューで作る時にも卵と分離しないよう、出汁をさましてから混ぜる必要があるのでそれなりに手間暇がかかる。
卵焼きの意味
たまごやきは卵、しょうゆ、塩、砂糖等の調味料を合わせてフライパンで焼いたもの。
卵だけを使うため形はしっかりと固く、味も色も濃厚。
お弁当のおかずの定番メニューで、子供達からも人気が絶大。
出汁巻きほど手間をかける必要がなく、忙しい朝でも簡単に作ることができる。
だしまきと卵焼きの用途
だしまきはお客様が来た時等の1品メニュー、居酒屋の定番メニュー、晩ごはんのおかずと比較的大人を対象として作られることが多い。
それに比べてたまご焼きお弁当のおかず、子供の休みの日のお昼ご飯など比較的子供向けに作られることが多く、砂糖をたくさん使われることもある。
まとめ
同じ卵料理なのですが、だしまきは出汁を使うことによって、見た目、柔らかさ、味がなんとなく上品になります。
それに比べて、卵焼きはたまごをそのまま使うので色も濃厚で華やかな雰囲気が出ます。
ちょっと調理法を変えるだけでこうも変わるものかと卵料理の奥の深さにとても興味深い物を感じました。