衣装は「着物のこと、芝居などで扮装のために使用する衣服のこと」。
こういう意味ですが、どちらかと言えば後者の意味で使用されやすい言葉になるのではないかと思われます。
装束は「衣服を身に付けること、特別なケースで使用される衣服のこと」。
衣装とはちょっとだけ意味が異なっています。
後者の場合には、例えば貴族などが着用するケースで使われやすいです。
「衣装」の意味
衣装とは、着物のこと、芝居などで扮装のために使用する衣服のことです。
つまり、特別な場面で着用する衣服になるのです。
多くの人たちが普段着ている衣服とは区別される意味と言えます。
普段着ているものに関しては、衣類という言い方はしても、衣装という言い方はほぼしません。
したがって、使用する機会は多くないはずです。
「装束」の意味
装束とは、衣服を身に付けること、特別なケースで使用される衣服のことです。
特別な場面で着用する衣服という意味になるので、意味は衣装に近いと言えます。
ただ、装束という言葉はそこまでメジャーではないと思われます。
したがって、知っている人はそこそこいるものの、衣装と比べると、使われづらい面があると評価できるでしょう。
「衣装」と「装束」の用法や用例
「今度の舞台で着用する衣装に関しては、それなりに豪華なものとなっている。
かなり派手なデザインだし、こういったものを着られる機会はそうはないだろうな。」
「こういった装束はなかなか着られない。
今回のような特別な機会を除いて、そうはないと言えるだろう。
だから、本当にこういう機会に巡り合えたことはありがたい。」
衣装と装束はそれなりに意味が似ている
衣装と装束に関しては意味は結構似ています。
ともに特別な場面で着用する衣類になりますから、それなりに意味は近いでしょう。
でも、使用頻度に関しては差があると言えると思われます。
基本的には衣装の方が有名な言い方になり、装束はそこまで有名ではないので、そこに関しては両者における違いと評価できると思われるのです。
