そもそもは「物事の始めのこと」。

「発端」と言い換えると分かりやすい。

もとよりは「初めからのこと」。

「始め」と言い換えると分かりやすい。

「そもそも」と「もとより」は「始め、当初、元々、発端、まず」などの意味を持つ言葉になります。

後になり、振り返って物事を考える時に使います。

「今はこうだけれども以前は」と最初の頃を振り返り「そもそも、もとより」と使います。

「そもそも」は「元々は」と言う意味

「そもそも」は「現在はこのようになっていることも、元を糺せばこうであったのだ」と説明を始めるときに冒頭で使う言葉です。

「そもそも、これはこういうことが発端です」「現在は大学となっている本校も、そもそもは明治初期の英語学校にすぎなかったのです」「そもそも、太古の時代に生命は海から生まれたのです」などと使います。

「もとより」は「始めから」と言う意味

「もとより」は「始めから」と言うことで、「私の考えはもとより体制支持であり、少しも変わる所はないのです」と現在の考えは「始めから」変わっていないことに使われます。

また、別の意味では、「いうまでもなく」があり、「難関の国家試験に挑戦も、もとより落ちることは覚悟の上で受験をしたのだ」「もとより失敗は覚悟の上」などと使います。

「そもそも」や「もとより」は「当初のこと」

現在の姿を説明する際に「そもそも」や「もとより」などの言葉は使われます。

昔はこうであったと言うことと現在はこうなったと言うことの比較で、発展を遂げた経緯が分かるように説明をするのです。

一般会話で使うことも多く、「そもそも、この話はおかしいことだらけだ」「もとより、私の考えは変わるものではありません」などと使います。

「そもそも」と「もとより」とは

「そもそも」は物事の発端のことを言います。

現在あるこれはどこから始まったのか、誰が始めたのか、どのように始まったのかと言うことを説明するに当たり、冒頭で使う言葉になります。

「そもそも、人間はどのように現在の文明を築けたのでしょうか」などと使います。

「もとより」は「始めから」と言う意味です。

「もとより、気持ちは変わっていません」などと使います。

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