「恐れ多くて実が縮まる思い」という意味で、基本的には感謝を伝える、申し訳ないと思うというシーンで使う言葉です。
相手に対してかなり敬意を示している状況になりますから、割と日常のシーンで使うことができる言葉です。
単純にありがとうと述べるよりも、その感謝の程度が大きいということが伝わりやすいと言えるのが特徴です。
「恐縮」の意味
恐縮というのは、恐れ多くて実が縮まる思いという意味から、感謝や申し訳ないという気持ちを伝えるときに使われる言葉です。
感謝や申し訳なさを伝える言葉としては、万能と言えます。
したがって、いろいろな人たちに使用することが可能なので、使用できるシーンはかなり多くあるはずです。
感謝してもしきれないときなどで使っていきましょう。
「恐縮」の使い方
恐縮という言葉は、いろいろなシーンで使えます。
しかし、些細な感謝を伝えるシーンにて使うのはさすがに適切とは言えないので、そこは注意をしたいところです。
些細な出来事に対してではなく、多くの人たちが心から感謝をするだろうと思えるような、そういうシーンで使っていきましょう。
だから、使用できるシーンは割とあるとは思いますけど、いつでも使えるというわけではないのです。
「恐縮」の例文
「私が仕事で困っているときに、先輩が付きっ切りで教えてくれて、それでなんとか自分の仕事をその日に終わらすことができたというシーンがあったんですよ。
そのときには本当に感謝してもしきれないくらいの気持ちで、まさに恐縮でした。
先輩の貴重な時間を自分のために使ってくれたわけですから、本当にありがたいなと思いました。」
恐縮を使うにはある程度のレベルの感謝の気持ちが必要
恐縮という言葉は感謝の気持ち、申し訳ない気持ちという部分が必要ですけど、そのレベルがある程度の高さにないといけないのです。
したがって、感謝をしているというときであっても、常に恐縮という言葉を使うことができるわけではなく、相手に対して本当に申し訳ないと思っている、感謝してもしきれないと思っているような状況において使用するということを頭に入れておくと良いです。
