ブイヨンは(出し汁)を基本ベースにした出し汁。
基本的に調味料を加える前の状態のものです。
牛肉、骨からのもの、ブイヨン・ドド・ブブ(ビーフブイヨン)、鶏ガラのもの、ブイヨン・ド・ヴォライユ(チキンブイヨン)、魚からのもの、(フュメ・ド・ポワゾン)、香味野菜(クールブイヨン)(短時間で作り上げてあるもの)。
これらの出し汁をベースにしている。
コンソメはブイヨンをもとに更に野菜や肉を追加して煮込み、丁重にアクを取り除き、具材をこして塩などの調味料を加えて味付けしたスープです。
コンソメは、(完全)とか(完成された)という意味で文字とおりスープとして完成しているのでそのまま飲める完全なスープです。
(ブイヨン)とは
ブイヨンとは、牛や豚、鶏などの肉や骨、魚類にセロリ、にんじん。
たまねぎなどの香味野菜長時間煮出して作る旨みエキスたっぷりの出し汁です。
フランスでは、牛肉、骨からのもの、ブイヨン・ドド・ブブ(ビーフブイヨン)、鶏ガラのもの、ブイヨン・ド・ヴォライユ(チキンブイヨン)、魚からのもの、(フュメ・ド・ポワゾン)、香味野菜(クールブイヨン)(短時間で作り上げてあるもの)。
これらの出し汁をベースにしている。
(コンソメ)とは
コンソメとは、ブイヨンを素に更に野菜や肉を追加して煮込み、丁寧にアクを取り、具材をこして、塩などの調味料を加えて味付けしたスープのことです。
ブイヨンがベースになっているためコンソメにも牛のコンソメはコンソメ・ド・ブブ(ビーフブイヨン)。
鳥のコンソメはコンソメ・ドヴォライユ。
魚のコンソメは、コンソメ・ド・ポワゾン。
野鳥や猟で捕らえた動物からのコンソメはコンソメ・ドジピエなどがある。
ブイヨンとコンソメ使い分け
料理をするときに、ブイヨンとコンソメはどう使い分けるのかというと、実際のところは大きな違いはないというのが現状のところです。
日本の場合、固形タイプと顆粒タイプで発売している両者はどちらにも塩分を加えられている商品がほとんどだからです。
あえて違いをいうならば、ブイヨンは味はシンプル、お湯に溶かすと素材のエキスによる多少の濁りがあること。
コンソメは、旨みと香りが深く、お湯に溶かすとこしてあるのですんだ透明になることでしょうか
ブイヨンとコンソメの料理
ブイヨンを使う料理は、煮込み料理(カレー、シチュー、ロールキャベツ、ハッシュドビーフ)透明感不要のスープ(ポタージュ、ミートソース、クリーム煮)、炒め物の隠し味、(野菜炒め、焼きそば)、ご飯もの(ピラフ、リゾット、パエリア)など。
コンソメを使う料理は、そのものを水に溶かし具材を煮込むだけでおいしいスープになります。
また、野菜を炒める料理全般の調味料の代わりになったり、肉料理の下味につかうことも出来ます。