風来坊は「どこからともなく彷徨ってきた人のこと」。
つまり、目的などを持っているわけではなく、なんとなくやってきた人という意味で使う言葉になります。
遊牧民は「居住する場所に関して、年間を通じて何度か変えながら、主に牧畜を行って生活している人たちのこと」。
定住と移動を繰り返すという生活スタイルが特徴であると言えます。
「風来坊」の意味
風来坊とは、どこからともなく彷徨ってきた人のことです。
基本的には彷徨っている人、目的などを持たないでやってきた人という意味で使っていく言葉になります。
言葉の知名度はそれなりに高くなっているでしょう。
しかし、この言葉を使うシーンは多くありません。
見聞きする機会も少ないでしょうし、そこは覚えておいた方がいいです。
「遊牧民」の意味
遊牧民とは、居住する場所に関して、年間を通じて何度か変えながら、主に牧畜を行って生活している人たちのことです。
彷徨っているとはちょっと違いますけど、状況としては風来坊に似ている部分はあるかもしれません。
ただ、全体的には意味は異なっている部分があると言えますし、十分に区別はできるのではないかと思われるのです。
「風来坊」と「遊牧民」の用法や用例
「風来坊というのは、どこからともなくやってきて、気が付いたらいなくなっているといった状況である可能性がある。
理由もなく彷徨っているような状況だと思うんだよ。」
「遊牧民の生活というのは、多くの人たちとは異なっている。
一定の間隔で居住場所を移しており、それが何度も繰り返されていく状況であると言える。
そこはポイントだろう。」
風来坊と遊牧民は意味は似ている部分がある
風来坊と遊牧民は意味は全く同じではないですが、共通している点はあるのではないかと思われます。
区別できる箇所はちゃんとありますけど、似ていると言える箇所もあるわけです。
知名度的には同じくらいと言えるかもしれません。
どちらもそこそこ有名な言い方ですし、知っている人、聞いたことがある人はそこそこ多いでしょう。