トラウマは「心に負った傷のこと」。

ちょっとアバウトな意味ですが、思い出すことで不快な感覚が生まれるような、過去の体験などの意味で使われることが多いでしょう。

心的外傷は「何らかの大きな出来事を経験した後、普段の生活に支障をきたすほどの強い反応が起きること」。

トラウマの意味に近くなっており、区別しづらいと言えます。

「トラウマ」の意味

トラウマとは、心に負った傷のことです。

過去の何らかの経験に対して使うことが多く、その経験を思い出すにあたって、不快な感覚が呼び起こされるようなケースでの使用が多いです。

トラウマという言葉はかなり有名ですし、割と多くの人たちがこういったものを抱えている可能性があります。

たびたび使用されている状況でしょう。

「心的外傷」の意味

心的外傷とは、何らかの大きな出来事を経験した後、普段の生活に支障をきたすほどの強い反応が起きることです。

過去の何らかの出来事が原因となって、生活に困るほどの状況が発生しているケースで使っていく表現になります。

こういう言い方ができるシーンはあるものの、あまり多くないです。

意味はトラウマに似ている状況です。

「トラウマ」と「心的外傷」の用法や用例

「トラウマというのは、長い時間が経っても完全には消えないものだ。

したがって、心の中でずっと残っているというケースも珍しくないのではないかと思うんだよ。」

「心的外傷を負っている場合、いろいろなシーンでそれが原因と言えるような問題が発生する可能性があり、日常生活に影響してくるケースも考えられると評価できる。」

トラウマと心的外傷は知名度において差がある

トラウマと心的外傷については、意味は同じではないですけど、似ている部分はあると言えるでしょう。

同様のシーンで使われる可能性もありますし、そこはちゃんと頭に入れておいた方がいいです。

ともに知っている人はいるものの、基本的にはトラウマの方がメジャーな言い方になるでしょう。

したがって、そこは区別しやすい部分になります。

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