ウナギは「ウナギ目ウナギ科の魚類のこと」。
「かば焼き」と言い換えると分かりやすい。
ヤツメウナギは「ヤツメウナギ目に属する原始的特徴を持つ生物のこと」。
「ウナギ似」と言い換えると分かりやすい。
ハモは「ウナギ目ハモ科の大形魚類のこと」。
「はも料理」と言い換えると分かりやすい。
「ウナギ」と「ヤツメウナギ」と「ハモ」などはヘビに似た体形をしているため、間違えやすい動物になります。
「ウナギ」はかば焼きとして有名
「うなぎ」は体調50cm~1mぐらいの「ニホンウナギ」を日本人はかば焼きとして昔から良く食べています。
食べられる種は限られていますが、最近は中国や台湾からの安価な養殖された「ヨーロッパウナギ」も多くなっています。
「ニホンウナギ」も市販されているものは養殖物が大半で、天然ウナギは高級品になります。
日本ではハウス養殖ですが、中国では路地池でジックリ育てられるため骨太で脂が乗りすぎるきらいがあります。
「ヤツメウナギ」はウナギではない
「ヤツメウナギ」と言うとウナギの仲間と勘違いしますが、ウナギとは関係ない
「円口類ヤツメウナギ目」の生物で、口が丸く顎がないと言う原始的な特徴を持っています。
最近中国で1億6000万年まえ、ジュラ紀の化石が発見されました。
体側に7つの鰓穴があり、目を入れると「8つの目」のように見えます。
また、「ヤツメ」の匂いがすることもあり「ヤツメ」と言われるのです。
「ニホンウナギ」より小振りの20cm 程の体長となります。
かば焼きとして食します。
「ハモ」はウナギの仲間
「ハモ」は「ウナギ」の仲間で「ウナギ」より大きい姿をしています。
「ハモ」は京都の「ハモ料理」が有名ですが、骨切をしないと食べられません。
かば焼きにもされますが、骨切をしたものになります。
骨があること、脂があまり乗っていないことなどが「ウナギ」の代わりとはなかなかならない理由と言われます。
西日本が産地で淡路島などが有名です。
「ウナギ」と「ヤツメウナギ」と「ハモ」とは
「ウナギ」は日本では「ニホンウナギ」が食用とされていますが、近年は中国の「養殖ヨーロッパウナギ」が輸入されています。
味はやや脂っこく、骨が気になることはありますが、日本産に比べ安価なのが魅力です。
「ヤツメウナギ」は顎のない「円口類」と言う原始的な生物で「ウナギ」ではありません。
「ハモ」はウナギの仲間ですが、大型で骨があるため骨切の手間が掛かります。
京都の「はも料理」が有名です。