コウテイペンギンは「最大のペンギンのこと」。
「エンペラー」と言い換えると分かりやすい。
オウサマペンギンは「2番目に大きいペンギンのこと」。
「キング」と言い換えると分かりやすい。
「コウテイペンギン」と「オウサマペンギン」は大型のペンギンで南極または南緯の高い島嶼に生息しています。
どちらも見た目が非常に似ています。
「コウテイペンギン」は最大のペンギン
「コウテイペンギン」は南極の沿岸地域の氷原に生息しています。
南極探検の結果生息が確認をされたもので、ペンギンでは最も大きいことが分かりました。
内陸奥地で繁殖をし、卵は一つしか生まずオスが足の上で抱卵をします。
その間メスは餌を求めて海に出かけています。
巣は造らず縄張り意識もありません。
オスは何か月も絶食をしますから体重は激減します。
「オウサマペンギン」は2番目に大きいペンギン
「コウコウテイペンギン」が発見されるまでは「オウサマペンギン」が最大のペンギンでした。
「オウサマ・キング」の名前は「コウテイ・エンペラー」に取って代わられたのです。
生息地は南緯の高い南極に近いケルグレン島などの島嶼に生息をしていて南極にはいません。
繁殖は「コウテイペンギン」や他のペンギンと同じですが、縄張り意識が強く一定の間隔を取っています。
「コウテイペンギン」と「オウサマペンギン」の寿命は
「コウテイペンギン」は野生では15~20年と言われています。
長崎水族館のフジの記録では28年5か月と言うものがあります。
ヒナから成鳥になるのには4~6年かかります。
「オウサマペンギン」も野生では15~20年と言われています。
長崎水族館の記録に依れば39年と9か月、34年と11か月と言うものがあります。
環境が良ければ40年以上は生きるのではと言われています。
「コウテイペンギン」と「オウサマペンギン」とは
「コウテイペンギン」と「オウサマペンギン」は大型のペンギンになり、姿かたちが非常に似ています。
大きさは「コウテイペンギン」が1メートル40センチなのに対し「オウサマペンギン」は90センチぐらいです。
南極にのみいるのが「コウテイペンギン」で、南極の近くの島嶼にいるのが「オウサマペンギン」になります。
「コウテイペンギン」が発見されるまでは「オウサマペンギン」が最大種でした。
