禁絶は「禁じたうえで、根絶やしにすること」。

こういった意味で使う表現になるため、実際に使うことができるシーンはかなり限定的であると言えます。

禁止は「禁じること」。

特定の事柄などについて、禁じられているケースで使う言葉になります。

たいていは特定の行為について、やってはいけないという場面で使っていきます。

「禁絶」の意味

禁絶とは、禁じたうえで、根絶やしにすることです。

何かを禁止して、その対象となるものを根絶やしにするという意味の言葉になりますけど、こういう表現はあまり有名ではありません。

禁絶という言い方については、日常生活ではまず見聞きしませんし、そもそも知らない人が結構多いのではないかと思われます。

ここはポイントです。

「禁止」の意味

禁止とは、禁じることです。

何かを禁止するという意味なので、禁絶にそれなりに近いと言えますけど、全く同じ意味ではありません。

禁止は単に禁じるだけになるので、そこは知っておかないといけない部分と言えます。

また、禁絶と比べると、禁止という言い方はかなりメジャーであり、誰もが知っている表現と言えると思われます。

「禁絶」と「禁止」の用法や用例

「支配者などは、自身にとって都合の悪い存在を禁絶していこうと画策することがある。

そうやって自分の保身にそれなりに気を遣っていくケースが多いのだろう。」

「社会では、いろいろな行為が禁止されている。

法律によって禁止されている場合もあれば、そうじゃないものによって禁止されているケースもあると言えるだろう。」

禁絶と禁止は意味はそこそこ似ている

禁絶と禁止に関しては意味は似ていると言えます。

全く同じとは言えないものの、似ている箇所もそれなりに存在しているのです。

ただ、禁止は有名な言い方になるものの、禁絶はあまり知られていない言い方になるので、そこはポイントであると評価できます。

これらの言葉は知名度に関しては違いを認識することが十分に可能になります。

おすすめの記事