ビーナスは「ローマ神話の菜園の神ウェヌスのこと。」

「ウェヌス」と言い換えると分かりやすい。

アフロディテは「ギリシャ神話に登場する美と愛の女神のこと」。

「女神」と言い換えると分かりやすい。

「ウェヌス」の英語読みが「ビーナス」となります。

ギリシャ神話で「アフロディテ」の女神のイメージが強いことから、「ウェヌス」も女神と言われるようになりました。

「ビーナス」とは元は「ウェヌス」と言う菜園の女神のこと

「ビーナス」はローマ神話に出てくる菜園の女神のことです。

春、開花などのイメージもあります。

「ウェヌス」と言い、キュービッドの母でもあります。

のちにギリシャ神話の美と愛の「アフロディテ」と同一視されるようになり、「ビーナス」も美と愛の女神と言われるようになったのです。

現代では「ビーナス」と言う言葉はそういう意味で多方面に使用されています。

「アフロディテ」はギリシャ神話の美と愛の女神のこと

「アフロディテ」はギリシャ神話の女神で、元祖と言える美と愛の女神なのです。

海の泡から誕生していることから、ボッティチェリの「アフロディテの誕生」と言う絵画が有名になっています。

「ミロのビーナス」も有名ですが、「アフロディテ」の可能性が強いものです。

息子のエロスはローマ神話のキュービッドですが、「アフロディテ」とエロスは怪物デュフォンに襲われたため紐で結んで川に逃げ魚になったという神話があり、それが星座の「魚座」となってと言われています。

本当の美の女神は「ビーナス」ではなく「アフロディテ」

「アフロディテ」はギリシャ神話では美を競う中で選ばれています。

「アフロディテ」は最高の女神と言えるのですが、なぜか「ビーナス」にその座を取られている印象が現代ではあります。

「ビーナス」はローマ神話の「ウェヌス」のことですから、美や愛とは違います。

ローマ神話をコピーしたギリシャ神話では、呼応する女神がたまたま「ウェヌス」であったということなのでしょうか。

「ビーナス」と「アフロディテ」とは

「ビーナス」はローマ神話の「ウェヌス」と言う菜園の女神のことです。

「ウェヌス」の英語読みが「ビーナス」なのです。

ギリシャ神話では美と愛の最高女神として出てくる「アフロディテ」が「ビーナス」と同一視されたために、「ビーナス=美の最高女神」と思われたということです。

「ビーナス」と言う言葉の方が親しみ易く言いやすいということかも知れません。

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