切り上げるは「続いていた物事を一旦終わらせること」。
そこでとりあえず終了にするという意味になります。
たまに使われる表現であると言えるでしょう。
端折るは「特定の物事を短くすること、省略すること」。
終わらせるわけではないので、その点に関しては切り上げるとは異なりますが、結果的に物事が短くなる点は共通しています。
「切り上げる」の意味
切り上げるとは、続いていた物事を一旦終わらせることです。
一旦ということなので、その後再開する可能性もあります。
しかし、この場はとりあえず終わらせるというケースで使います。
切り上げるという言い方はそこそこ見聞きする可能性があります。
いろいろな作業をしていて、その作業が長引くような場面では割と使われやすいです。
「端折る」の意味
端折るとは、特定の物事を短くすること、省略することです。
意味としては切り上げるとはやや異なっています。
でも、切り上げるに関しては、一旦終わらせることで、短くなっている面もあると言えるので、意味は似ている部分も存在するのですが。
使用頻度は同じくらいではないかと思われます。
ともに有名な表現と言えるでしょうから。
「切り上げる」と「端折る」の用法や用例
「今日はかなり長い時間仕事をしたが、そろそろ切り上げるとするか。
終わらなかった分は明日またやることになるだろう。
まずはしっかりと休息を取る必要がある。」
「作業をするときには面倒だからという理由で端折るケースもあるが、場合によってはそれが原因で危険性が高まることもある。
したがって、当初の手順通りにこなすのがベストだろう。」
切り上げると端折るは微妙に意味が似ている
切り上げると端折るに関しては意味は同じとは言い難いです。
でも、多少なりとも似ている面はあります。
切り上げるは途中で終わらせることであり、端折るは省略するという意味になります。
したがって、なんとなく似ている雰囲気は感じられるはずです。
ともに有名な言葉であり、使用頻度は同じくらいではないかと思われる状況です。