器は「ものや食べ物を入れる道具のこと。」

「入れ物」と言い換えると分かりやすい。

皿は「器でも底が浅く口径の大きいもののこと」。

「大皿」と言い換えると分かりやすい。

「器」は物入れや食器のことですから、「皿」も「瓶・鉢・壺」なども「器」の範疇に入ります。

「器」は食器以外の入れ物や人、機械にも使われる言葉です。

「器」は入れ物

「器」の語源は四つの入れ物と犬からできた漢字です。

後に犬は大になりましたが、意味としては「入れ物」という意味は変わりません。

「器」は食器で料理を盛る道具であり、花を生ける「花器」、「機械の機器」「人間の大器晩成」「器が小さい・大きい」「楽器」「洗面器」「洗顔器」「器械体操」「臓器移植」「凶器」「石器時代」「陶器」「武器」などと使われます。

「皿」も「器」の一つ

「皿」は一般的に底が浅く口径が大きい「食器」のことで、形状について厳然とした定義はありません。

「小皿・中皿・大皿」「皿回し」「番町皿屋敷」「絵皿」「角皿」「上皿天秤」「灰皿」などがあります。

「皿」は漢字の部首の一つになり「利益・盛大・窃盗・盤石・盂蘭盆会・盧溝橋・同盟・盥・脳震盪」などの熟語に使われています。

「器」の一つになる「皿」

「皿」は「器」の一つになります。

特に「食べ物を盛る器」の一つです。

「茶碗」や「鉢」などに似ていますが、形状は総じて平たい器になります。

「大皿」は盛り合わせ料理には欠かせないもので「小皿」も食事を上品に行うためには必要なものです。

「灰皿」は食器ではありませんが、当初は食器の「皿」の様な形をしていたのですが、最近は携帯灰皿のように「皿」の形状をとどめません。

「器」と「皿」とは

「器」は大きなジャンルの言葉になり、食器や入れ物、人間評価など様々に使われている言葉です。

「食器・楽器・武器・機器・大器」など多くの言葉があります。

「皿」は「器」の一つの分野で「食べ物を盛る器」のことを言います。

形状は平たく口径の大きなものになります。

「大皿・中皿・小皿・角皿」など様々なものがあります。

おすすめの記事