立役者は「主要な役を演ずるほどの俳優のこと、物事を成し遂げるにあたって中心となった人物のこと」。
一般的には後者の意味でほとんど使われますから、こちらを特に覚えておきましょう。
大立者は「一座の中の一番優れた俳優のこと、社会における重要な人物のこと」。
立役者にかなり意味は似ています。
しかし、立役者と比べるとあまり有名ではないです。
「立役者」の意味
立役者とは、主要な役を演ずるほどの俳優のこと、物事を成し遂げるにあたって中心となった人物のことです。
後者の意味で使われることが大半であり、前者の意味で使用されるケースは多くありません。
でも、後者の意味に関してはかなりメジャーで、実際に立役者という表現自体もかなり有名と言えます。
日常生活で使いやすい言葉になるでしょう。
「大立者」の意味
大立者とは、一座の中の一番優れた俳優のこと、社会における重要な人物のことです。
後者の方がやや使われやすい意味と言えますし、こちらについては立役者に近い意味と評価できるでしょう。
ただ、どういった人物を重要視するかという点は人によって違うので、大立者と言えるかどうかの部分は大分主観的な判断になってしまうと思われます。
「立役者」と「大立者」の用法や用例
「今回のプロジェクト成功の立役者は間違いなく彼だ。
彼が全体にわたって指揮をしてくれて、リーダーシップを発揮した面は非常に大きかったと思うんだ。」
「社会にとって非常に重要と言える人物がいるが、そのような大立者はどうしても有名である分、アンチも増える。
ファンだけではなく、そういう存在がいるのは事実なのだろう。」
立役者と大立者は同じような意味として使うことができる
立役者と大立者はそこまで意味は変わりません。
特定の人たちにとって、非常に重要な役割をこなす人物という意味で使用していきます。
ただ、大立者の場合には社会の中という非常に大きいカテゴリーになるので、そこはポイントですけど。
そして、立役者という言葉はそこそこ有名でも、大立者という言葉はあまり使われないと評価できます。