生みの親は「自分を産んだ親のこと、最初に作り出したり始めたりした人のこと」。
どちらの意味でも使用していきます。
生みの親という言葉は意味が複数あるので、そこを理解しておきましょう。
本家本元は「物事の発端となった、中心や根本になる部分や人のこと」。
発端となったという部分に関しては、生みの親に近い意味でしょう。
しかし、全く同じ意味ではありません。
「生みの親」の意味
生みの親とは、自分を産んだ親のこと、最初に作り出したり始めたりした人のことです。
前者の意味で使うことはあまりないでしょう。
生みの親という言い方をわざわざするときには、たいていは後者の意味になると思われるのです。
つまり、特定の物事をこの世に生んだ人、始めた人という意味であり、きっかけを作った人になるわけです。
「本家本元」の意味
本家本元とは、物事の発端となった、中心や根本になる部分や人のことです。
特定の物事の発祥という言い方ができ、特定の人から始まったと言えるケースなどで使われやすい言葉になります。
でも、本家本元という言い方はやや堅苦しい印象を与える可能性がありますし、一般的には馴染んだ表現ではありません。
そのため、多くの人はこれを使うことはないでしょう。
「生みの親」と「本家本元」の用法や用例
「これは今や日本で多くが使っているものだが、生みの親は誇らしいだろうな。
自分が作ったものがここまで普及し、広がっている状況なわけだからね。」
「特定のものに関して、どこが発祥かという問題はたびたび問題になる。
本家本元がどこかなんて個人的には全く興味ないけど、そういう部分で譲れない人たちもいるんだろうな。」
生みの親と本家本元はかなり近い意味の言葉
生みの親と本家本元に関してはどちらも特定の物事の発祥や始まりという意味であり、かなり似た表現であると言えるはずです。
したがって、両者は同じような場面で使っていくことができるでしょう。
どちらもそれなりに有名な言葉であり、聞いたことがない人はほとんどいないと思われます。
馴染みを割と感じやすい表現になるのです。