未詳は「まだ詳しく知られていないこと」。
今のところはっきりしていないこと、明らかになっていない状況のことです。
したがって、今後詳しい状況が判明する可能性がある点を含んでいます。
不詳は「詳しく分からないこと、明らかになっていないこと」。
詳しい状況が分からないという意味では未詳と同じですが、今後も同じ状況が続くであろう状況で使っていく言葉が不詳です。
「未詳」の意味
未詳とは、まだ詳しく知られていないことです。
多くの人たちに詳しく知られていない状況を表していますが、今のところそういう状況となっているのであり、今後たくさんの人たちに知られる可能性は一応残しています。
そういった部分は未詳における注意点と評価できるため、きちんと頭に入れておいた方がいいと言えるでしょう。
「不詳」の意味
不詳とは、詳しく分からないこと、明らかになっていないことです。
詳しくは分からない、明らかになっていないという意味では、未詳に近いですけど、不詳は今後も同様の状況が続くであろうと思われるケースで使用していきます。
したがって、今後も多くの人たちには知られない、謎が解明されないという意味合いが強い言葉なのです。
「未詳」と「不詳」の用法や用例
「この事件の真相に関しては未詳の状態となっているが、今後明らかになるときが来るかもしれない。
そうすれば、世の中の多くの人たちが、その真実を知ることになるのだろう。」
「この作品は作者が不詳だ。
つまり、長い間ずっと明らかになっていないということだね。
ということは、今後も謎の状態が続くと考えた方が良さそうだな。」
未詳と不詳は謎が存在している状態
未詳と不詳については、何らかの事柄について謎が存在している状況と評価できるでしょう。
世の中において明らかになっていない部分があるとき、多くの人たちが知らない事実があるときに使われます。
ただ、未詳は今のところは不明だとしても、今後明らかになる可能性が残されているので、そういった部分は特に覚えておいた方がいいです。