交番は「地域住民の安全のために活動する警察官が拠点とする場所のこと」。
現在使われている名称と言え、交番というのは全国の都市部を中心にいろいろな場所にあります。
派出所は「地域住民の安全をのために活動する警察官が拠点とする場所のこと」。
意味としては交番と何ら変わりませんが、過去に使われていた名称になります。
法律が改正される以前は派出所という名前が正しかったのです。
「交番」の意味
交番とは、都市部を中心にして存在する警察官が地域住民の安全を守るために活動する拠点のことです。
現在はこの交番という名称が使われていますが、平成6年に警察法が改正されるまでは交番という名称は存在していませんでした。
つまり、それ以前は基本的に交番という呼び名は世の中には存在しなかったということになるのです。
「派出所」の意味
派出所とは、都市部を中心にして存在する警察官が地域住民の安全を守るために活動する拠点のことです。
現在は派出所という名称は使われておらず、平成6年に警察法が改正されるまで使われていた呼び名です。
したがって、現在では派出所という言い方は基本的に使用されておらず、全て交番で統一されていると言えるので、そこは注意です。
「交番」と「派出所」の用法や用例
「現在は交番というのは当たり前に使われている言い方だけど、以前は存在しなかったんだ。
警察法が改正されてそれで使われるようになったから、比較的新しい言葉なんだね。」
「派出所という言葉は以前の日本では普通に使われていた言葉だけど、現在はまず聞かない。
それは派出所という名称が交番に変わってしまったからなんだ。」
交番と派出所は同じもの
交番と派出所というのは警察官が地域住民の安全を守るために活動する拠点となる場所です。
つまり、どちらも意味は変わらない、同じものということです。
法律が改正されて呼び名が変わったということですから、現在は交番を使用するのが正しく、派出所という言葉は基本的に使われない言葉であると覚えておくと便利と言えるでしょう。
