急報は「急いで何かを知らせること」。
すぐにでも知らせた方がいいと思われる内容に対して使われます。
重大な内容であることが多いと言えます。
急告は「急いで告げ知らせること」。
こちらもすぐにでも知らせないといけない内容に対して使われる言葉です。
したがって、意味に関しては急報とほぼ同じと評価できると思われます。
「急報」の意味
急報とは、急いで何かを知らせることです。
すぐに知らせないといけないと感じられる内容を多くの人たちに実際に知らせる際に使われる言葉ですが、滅多に使うものではありません。
こういうシーン自体はたまにありますが、急報という言葉が使用されることは多くないため、たいていの人たちにとっては馴染みを感じづらい言い方になるでしょう。
「急告」の意味
急告とは、急いで告げ知らせることです。
特定の内容をすぐにでもみんなに知らせないといけない、そういうケースで使っていく言葉になりますから、急報とほぼ同じ意味であると評価できます。
さらに言えば、どっちが有名かという部分は特にありませんから、使用頻度という部分でも両者は特に差はない状況と評価できるはずです。
「急報」と「急告」の用法や用例
「今回の決定はすぐにでもみんなに知らせた方がいいだろう。
したがって、急報として発表した方がいい。
恐らくみんなかなり驚くのではないかと思うんだよね。」
「急告と言えるほどに急いで知らせるべき事柄はそうあるものではないが、ときにはそういう事態に見舞われることもある。
だから、そういう心構えは持っておいた方がいいんだ。」
急報と急告は同じような意味と評価できる
急報と急告はどちらも急いで知らせるべき事柄に対して使っていきます。
すぐにでもみんなに教えないといけないと言えるようなケースで使うので、該当する場面は決して多くありません。
でも、そのような場面は全くないわけではなく、ときには遭遇する可能性があります。
だから、そういった部分は特に頭に入れておくといいでしょう。
