「杵の柄に当たる部分」という意味で、多くの場合には杵柄というそのままの使い方はあまりしません。
昔取った杵柄という言い方をします。
これは慣用句になっている言葉でありますから、覚えておきましょう。
若いときに身に付けた、餅を作るときの道具である杵を使う技術に関しては、歳をとっても衰えていないという意味になるのです。
「杵柄」の意味
杵柄というのは、餅などを作るときの杵の柄の部分ということです。
つまり、杵の持ち手の部分ということになります。
杵柄という言葉はそのまま使うことはまずありません。
昔取った杵柄という言葉で使用することがほとんどであり、杵柄に関しては、この言葉を覚えておくことが大切と言えるので、そこまで頭に入れておくと良いでしょう。
「杵柄」
杵柄という言葉は、基本的に昔取った杵柄という形で使うことが多いです。
そして、この言葉はネガティブな意味で捉えている人もいるようですけど、そういう意味はないのです。
若いときに身に付けた技術などは歳をとっても衰えないということで、基本的にはポジティブな意味になっています。
だから、そういう意図で使っていくようにしましょう。
「杵柄」の例文
「子供の頃は野球部にも入っていたから、野球の練習をかなりしていました。
だから、野球の技術に関してかなり身に付いたと思っています。
こうして歳をとって、肉体的には衰えても野球に関してはある程度身体が覚えているのです。
だから、今でもそれなりにプレーはできると思っています。
こういうのを昔取った杵柄と言うのでしょう。」
杵柄は使うパターンが決まっている言葉
杵柄という言葉は、基本的に使うパターンはほぼ決まっています。
杵柄という言葉単体で使用することはほとんどなく、昔取った杵柄という言い方で使用することが大半です。
したがって、杵柄という言葉自体を覚えておくのではなく、昔取った杵柄という言葉で頭に入れておくと良いのではないでしょうか?これに関しては使うシーンがいずれ考えられますから。