「心の中に抱いている自分なりの決意」という意味があり、自分で思い描いている理想的なビジョンのことです。
したがって、自分が理想としている状況、最終的に到達したいと思っている地点などに関しての言葉と言えます。
あと、抱負というのは人前で話すようなことも多々あり、会社内で抱負を述べさせられるような場面が実際にあります。
「抱負」の意味
抱負というのは、自分が達成したい目標に近い概念です。
こうなりたいと思う状況、最終的に到達したいと思う地点などに関しての言葉と言えます。
目標というのは自分で設定して自分で意識をする、頭の中に入れておくものではありますけど、抱負というのは割とそれ自体を公表することも多いです。
人前で発表する機会もあるのが抱負の特徴になります。
「抱負」の使い方
抱負というのは自分が思い描いている理想の状況に関する言葉ですが、それだけを指しているわけではありません。
抱負という言葉には計画などの意味も含まれているのです。
つまり、自分が最終的にこうなりたいという理想の状況を示しただけで終わりではなく、そのために何が必要なのか?何をすべきなのか?という計画なども一緒に考える必要があり、実際に抱負を述べたりするときにはそこも話す必要があるので、抱負という言葉の使い方においてはそこは知っておかないといけません。
「抱負」の例文
「私の今年の抱負は、社内の営業成績で1位をとるということです。
今までそういった機会が1度もなかったので、今年はそれを達成したいと思っています。
そのために営業としてのスキルを高めたいとも考えています。
具体的には今まで以上に自社の製品に関して詳しくなること、そして自分自身が説明上手になるということに関して努力をして、それで営業成績を上げていきたいと思っているのです。」
抱負というのは具体的な手段などが必要な言葉
抱負というのは目標という言葉にかなり似ていると言えますが、目標のようになりたい姿、理想的な状況だけでは足りないということも言えます。
メインは自分がなりたいと思っている姿や到達したいと思っている地点ではあるものの、それを実現するための具体的な手段、または計画なども一緒に考える必要があるので、そこは抱負について語るときには注意点になります。