「相手の主張などに対して反対の論を唱える」という意味で、特定の主張などに対して、反対の意思を示しながら、論じ返すのです。

論じ返すという点が重要であり、単に反対意見を述べるというのは反駁ではありません。

したがって、反駁という言葉自体聞いたことがない人も多く、難しいと言えますけど、意味を勘違いしないようにしないといけないのです。

「反駁」の意味

反駁というのは、相手の主張などに対して反対の論を唱えることです。

論じ返すという意味合いが強いので、単に反対するとか、反対意見を述べるだけでは足らないのです。

反対の意思を示しながら、論じ返すという点が重要ですから、根拠がないような意見を言うとか、感情論と言われるような類のものを言い返すことではないので、そこが注意点です。

「反駁」の使い方

反駁という言葉は、実際に使用するケースはほとんど考えられないのです。

反駁という行為をしている状況は確認できると思われますが、それをいちいち反駁だとか、そういう指摘をするか?というと、あまり想像できません。

したがって、反駁という言葉は実際の会話などで使用する機会は少なく、心の中でこれが反駁なんだと思ったりする機会の方が圧倒的に多いでしょう。

つまり、心の中で使うというイメージです。

「反駁」の例文

社内会議にて、議論がかなり白熱していたのですが、特に2人の社員の議論が過熱しており、お互いに独自の考えをぶつけ合っている状況がありました。

それぞれの考えはちゃんと根拠があって、論としてぶつけている状況なので、どちらも反駁をしているなと心の中で感じながら、その光景を見ていたのです。

ここまで白熱した議論は見たことがないですよ。」

反駁という言葉は会話ではまず使わない

反駁という言葉の意味を知っているとしても、実際に人前で反駁という言葉を使うか?というと、そういうシーンはほとんどないと思われます。

反駁と言える状況を目の当たりにしても、それを反駁だと言ったりする意味は特にないですし、あえて会話などの中で反駁という言葉を使う必要性がないのです。

だから、反駁は心の中で浮かんでくる言葉ではないか?と言えるのです。

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