「最初は勢いがあったものの、その勢いがどんどんなくなっていく状況」、「勢いが最後まで続かない状況」という意味で、最初と最後を比べて勢いに明らかな差があるというときに使います。

竜頭蛇尾は基本的には悪い意味で使われることが多いです。

したがって、最初は良かったんだけど、最後にかけてイマイチだったねという意味合いが強い言葉なのです。

「竜頭蛇尾」の意味

竜頭蛇尾というのは、最初の勢いと比べて最後は失速している状況という意味の言葉です。

基本的には悪いイメージで使われている言葉になります。

最初の勢いがすごかったために、そのままいくのか?と思いきや、失速してしまったというガッカリ感を表現することも可能なので、いろいろなシーンで使うことができる言葉と言えるでしょう。

「竜頭蛇尾」の使い方

竜頭蛇尾という言葉は、いろいろなシーンにて使うことが可能ですけど、スポーツの試合などでは特に使いやすいです。

例えば野球の試合においては、初回に点数を多くとって、今日はかなり点数が入りそうだなと思ったものの、その後は打線がつながらず、初回のみの得点で試合が終わってしまうような状況が該当すると言えるでしょう。

「竜頭蛇尾」の例文

「今日は朝から気合を入れて仕事を始めましたけど、最初に気合を入れて頑張りすぎたせいか、昼過ぎから徐々に疲れが溜まってきて、夕方くらいにはかなり疲労が感じられるような状況になってしまいました。

朝からの勢いは完全に失速し、気が付けば完全に竜頭蛇尾と言えるような状況になってしまっていたのです。

最後まで頑張りたかったです。」

竜頭蛇尾は多くのシーンで使える

竜頭蛇尾という言葉は日常で多く耳にする言葉ではないものの、実は使うことが可能なシーンというのは多くあるはずなのです。

特にスポーツにおいては顕著で、最初の勢いが最後まで続かず、終わってみればガッカリみたいなシーンは普通にあるはずなので、そういったときを発見したならば、竜頭蛇尾という言葉を使用していくと良いです。

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