うつうつは「不安で気持ちが塞ぐこと。」
「思い塞ぐ」と言い換えると分かりやすい。
もんもんは「不安で気持ちが悶えること」。
「思い悶える」と言い換えると分かりやすい。
うつうつは「鬱々」と書きます。
「鬱陶しいこと・気分が塞ぐこと」の意味になります。
もんもんは「悶々」と書きます。
「気分が悶えること・思い悩むこと」の意味になります。
「うつうつ」は鬱のこと
「うつうつ」は「鬱鬱」ですから、気分が心配事や不安感から滅入ってしまうことです。
また、「うつらうつら」と言うまどろみ状態のことも言います。
別の意味では「気がこんもりと茂っている様子」と言う意味もあります。
「うつうつとした日々を過ごした」「朝起きるまでうつらうつらした」「欝々した奥行のある森の様子」などと使います。
「もんもん」は悶々のこと
「もんもん」は「悶々」と書きます。
「思い苦しむこと・悶えること・悩むこと」などの意味になります。
気が滅入るだけではなく、苦しいほど思い悩むことです。
「癌の診断を受けてしまい、毎日もんもんとして過ごしている」「交通事故の加害者として、賠償がいくらになるのかもんもんと思い悩む」「離婚裁判でどうなるのかもんもんとしている」などと使います。
「うつうつ」と「もんもん」の関連語
「うつうつ」は「欝々」で、関連した言葉は「鬱蒼とした深い森」「老人は鬱病を発症した」「なんとも鬱陶しい話だ」「憂鬱な出来事が多い」「鬱屈した気持ちになる」「陰鬱な性格の持ち主だ」などがあります。
「もんもん」は「悶々」で、関連した言葉は「苦悶に満ちた顔をした」「悶絶して死んだ」「一悶着あった」「ついには悶死した」などがあります。
「うつうつ」と「もんもん」とは
「うつうつ」は「欝々」と書き、「心が塞ぐこと、気が晴れないこと・思い悩むこと・気が滅入ること」などの意味になります。
ほかに「うつらうつらすること・木が茂ること」などの意味もあります。
「もんもん」は「悶々」のことで「悩み苦しむこと、悶えること」などの意味になります。
関連語は「憂鬱・陰鬱・鬱病」「悶絶・苦悶」などがあります。